京都の風情ある町屋で、美術作品を見れる場所がある事をあなたは知っていますか。
2019年6月の暑い日。版画家、ヤマゲン・イワオさんの個展を息子と一緒に行ってきた。
息子もDMの絵に惹かれていた為、暑い中ついて来てくれた。
三条富小路の路地の奥に「ギャラリーH 2 O」はあった。古い形のままを残した町家の現代美術ギャラリーだ。
細い路地を奥に進むとギャラリーはある。湿った肌に通路から流れる風が心地よい。
路地は、風がよく通り。
香の香りがした。
その香りに導かれ奥へと進む。
下から伸びる煙の線を目で追っていくと、玄関にたどり着く。
玄関からすぐ、左右の部屋がある。
一つは、茶室。畳の部屋。展示空間。
もう一つは、洋室の展示空間だ。
静かな時間を過ごせた。
入り口の路地から、すうーっとこの場所に吸い込まれる。
このギャラリーの雰囲気にいつの間にか浸っていた。
賑やかな表通りとは反対に、静かに落ち着いた『空気』が漂っていた。
御影石で出来た『ギャラリーH2O』の看板。
もし、何かで埋もれたとしても、この看板は、永遠に残り続ける。
ギャラリーH2Oのホームページとマップ
この『ギャラリーH2O』はちかじか閉めてしまうらしい。
今年までなのか、はっきり分からないのだが・・・。
いい空間なので、閉まる前に行って見てはどうだろうか?
タカユキ
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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