石彫で使える道具 〜6つのエア工具〜

石彫で使える6つのエア工具 アート豆知識
石彫で使える6つのエア工具

前回、石の彫刻用の手道具電気工具を紹介しました。

でも、彫刻で使える工具って専門的になればなるほど教えてくれる人いませんよね?

ここでは、石の彫刻のために使えるエア工具について説明しておきます。

電気工具よりも軽くて、パワフル!

作業が比較的早く、長時間の使用はむいています。

ですが、やはり価格は高いものが多くプロ向けです。大型の石彫を作りたい!!

という方は、エア工具があった方がいいでしょう。

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エア工具とは   

削岩機の画像

削岩機

空気圧の原動力を使って動く道具の事です。

エアコンプレッサー(空気を圧縮できる機械、200ボルトの電気式とディゼールエンジンで動く2種類あり)で作った空気を使い様々なエア工具を動かすことができます。

エア工具は、電気工具に比べてモーター部分が無く小型化しているので、電気工具よりも軽いく扱いやすいです。

ただ、削岩機のような岩を砕くものは、かなり重いので使うときには注意が必要です。

全てのエア工具に必須ですが、エアコンプレッサーを用意しないと使えません。

 

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水を出しカットが出来る!ディスクグラインダー

ソース:モノタロウ

エアグラインダーは電気を使わないので、ダイヤモンドホイールを回転させながらオフカット切断機のように水を出して切ることが出来るようになっているものもあります。

 これによって、ダイヤの減りが少しましになります。

ダイヤの刃は高いので、少しでも節約したい方はおススメですね!

目安価格 30000円〜50000円

 軽くて扱いやすい、エアポリッシャー

ソース:モノタロウ

こちらも、グライダー同様のつくりになっています。ポリッシャー(石を磨く機械)は回転するゴム製のパッドにダイヤモンドの砥石のついたパッドをつけて磨くものです。

石を磨くときは、必ず水を使います。使わずに、回転する砥石を石に当てると、石が焼けて結晶の間が白くなってしまいます。

比較的軽いものなので、長時間の使用でも電気工具のポリッシャーより手首を痛めることは少ないです。

目安価格 20000円〜50000円

よりパワフルなドリル!削岩機!

ソース:モノタロウ

削岩機と呼ばれる、ごつい機械です。

よく工事現場などでも見ることができますね。

地面に突き刺して、アスファルトなどを砕いてるアレです。

先端に付いているビットの形状が違うだけで、基本的には同じものです。

石を割るの醍醐味がこの削岩機にあると私は思います。

 

削岩機のビットの形状はプラスとマイナスのに2種類の形があります。

プラスのビットはゆっくりと掘って行き(かなり激しい振動ですが・・)、マイナスはパワフルにサクサク掘って行ってくれます。

どちらも体全体で押さえ込む力が弱い場合、よく跳ねてしまうのでかなり扱いには注意が必要です。

削岩機は、機械自体重いものが多く、初心者は跳ねる削岩機を抑えるのに必死になります。

実は僕の左足の親指はこの機械によって、粉砕された経験があります!笑(安全靴を履いていたにもかかわらず、当たり具合が悪かったのでしょうね・・・。粉砕骨折でした。)

とにかく、初心者は安易に手を出すべきではありません!!

使う場合も自己責任でお願いしてします!

参考価格 149000円〜

小型版ドリル、ルートハンマー

ソース:モノタロウ

削岩機の片手で扱えるほどの大きさです。

ルートハンマーも削岩機と同じように、プラスとマイナスのビットを回転させて穴を空けることが出来ます。十分パワーのある道具です。

参考価格 132000円〜

サクサクハツれる!エアチッパー

ソース:モノタロウ

 チッパーはルートハンマーのさらに小型版のような道具です。

ビットの先が回転するわけではなく、石を叩いて彫っていく道具になります。

大きさは、片手で持てるほどのでビットの形状も色々用途によって異なります。

場合によってはビットの先の形を自作している人もいます。

参考価格 35000円〜

ビシャンも字堀のみも使えるストレート型チッパー

ソース:モノタロウ

さらに小型のものもあります。

ビシャンや字堀りのみのビットを使えて、具象彫刻などの仕上げ作業でほとんど使っているものです。

参考価格 13900円〜

          まとめ

いかがだったでしょうか?

エア工具は回転式のものと打撃系の2種類でしたね。

石の加工用の道具は、まだまだあります。

ざっくりと、主要なものを紹介しました。

ただ、危険も伴うものもあるのでしっかりと危険予測をして作業をして下さい!

 

>>>最後は「仕上げ磨きのための道具」です。

 

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ウキツタカユキ

芸術の展覧会レビュー、芸術活動に関する人、好きな事コツコツと続ける方法を考える記事を書きます。

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