2019年10月1日、京都嵐山にオープンしたばかりの福田美術館。
京都には、たくさんの美術館がありますが、福田美術館では何が収蔵されているのでしょうか?
早速、家族で行ってきたので紹介したいと思います。
福田美術館の基本情報
「100年続く美術館」がコンセプト。渡月橋の近くの新しい美術館です。蔵をイメージした展示室に渡月橋が最も美しく見えるカフェ有り!!
入館料
一般・大学生:1,300(1,200)円
高校生:700(600)円
小中学生:400(300)円
障がい者と介添人1名まで:700(600)円
福田美術館・嵯峨嵐山文華館 二館共通券:2,000円開館じかん
開館時間
10:00~17:00 ※ご入館は16:30まで
休館日
火曜日(祝日の場合は翌日)、展示替え期間、年末年始
〒616-8385
京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町3-16
Tel:075-863-0606
阪急嵐山
嵐山には、阪急電車と京福電車とJRの三つの電車ルートに加え、京都市内からバスやタクシーでも簡単に行くことができます。
僕らは、阪急電車に乗って嵐山まできました。
嵐山は年々、観光客が多くなっています。台風の過ぎた日にも関わらず沢山の人が!!
早速、福田美術館まで歩きます。
嵐山から北へ歩くと、嵐山公園があります。
前日の雨のせいでいつもより水位が上がっていました。嵐山公園を通り過ぎ渡月橋を渡り交差点を西に進むと「福田美術館」はあります。桂川の側の建物で立地はかなりいい!
福美コレクション展
2019年10月1日~2020年1月13日までの期間は、「福美コレクション展」と言って江戸時代から近代までの、これまでコレクションされた作品たちが一挙に展示されていました。主に日本画中心に展示構成されており。
有名な物で言うと、竹久夢二、横山大観、伊藤若冲他にも沢山の作家の作品が並べたれています。
Ⅰ期とⅡ期に分かれているようで、合わせて100点近い作品数が展示されます。
館内の様子
館内ほぼ写真撮影OKとのことで、ブログに書く気満々だった僕にはとてもありがたいことです!(一部作品は、写真NG)
館内の内装は、石造りです。カウンターも大理石、壁も大理石タイルとても清潔感のある館内です。
GALLERY1
はじめに出迎えてくれた作品は、明治以降の絵画でした。西洋美術の概念や写実的表現を取り入れた作家の個性が激しく攻めぎあっています。
ギャラリーの中は、エントランスとは反対に暗く落ち着いた雰囲気の中全てガラス越しに観賞できました。
展示フロアーの中で、目を引いたものがこの作品でした。「ダイオゼニス」と言う作品です。日本画に不似合いな西洋人(ダイオゼニスは古代ギリシャの哲学者である)が!!面白いな〜
1912年(大正元年)製作の作品です。今の漫画絵の様なリアルさがありかなり面白い作品でした。
竹久夢二の作品は、とても個性的な作風です。今のイラスト、漫画絵に通じる手前な感じを受けました。
GALLERY2
二階のギャラリーでは、江戸時代の絵画が展示されていました。
こう言う作品は、この完成に至るまで何枚書いたのだろうか?
とついつい考えてしまいます。特にこの払って描かれているこの葉っぱ
かすれ具合や長さなど、作家がいいと思えるまで何回も描いたのでは?と
この作品も、目をひきました。どこに?と聞かれると・・・
繊細な着物の模様の細かさや岩の表現力でしょうか!!
牡丹と猫図、この展覧会には猫図が多数展示されていました。日本人は、猫好きなのかな?と思うほど、よく描かれているモチーフですね。
葛飾北斎、こう言う透明感のある絵も描いていたのですね!!
一匹の鴨が水中に潜っている様子です。
八十五歳の時に描いた、端午の節句図だそうです!!めちゃめちゃ細かい仕事です。
PANORAMA GALLERY
パノラマギャラリーには、洋画のコレクションが展示されていました。
シャガールの魔術師が入って正面に飾られていましたが、写真はNGでした。
物販コーナー
物販コーナーでは、地元作家の作品らしきものがありました。
カフェコーナー
さて、美術館を回ったら小腹がすいた様で、看板の前に立ち尽くす息子の姿が!
「パンとエスプレッソと福田美術館」と言う名のカフェが併設されていたので、早速入ってみました。
生ハムサンドのセット、エスプレッソでいただきました。うまかった!!
京福電車 嵐山駅
帰りは、渡月橋の通りまで戻りレトロな京福電車乗り場まできました。
京福の嵐山駅から西院駅まで乗って帰ります。
今度は、嵐山周辺のおすすめスポットなどまとめてみようかな?
まとめ
さて、新しい美術館に早めに行けることって滅多になかったので本当に楽しかったです。
京都嵐山に、また新しいスポットができました!
観光名所の近くの美術館、立地最高にいいですね!
福田美術館のコンセプトである「100年続く美術館」
これから、どんな展覧会を開催するのか新たな展覧会を期待してしまいます。
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