若くして田舎移住を決意する者が増えてきているのだろうか?
大学の友人で田舎に引っ越し、起業したり田舎で生活を送っている人を何人か知っている。
僕も、7年も前から田舎を拠点に生活したいと思っており今日まで来た。
芸術系の大学を出てから姫路の田舎へ行き、石の彫刻家の仕事を手伝って居た頃から、「いつか地元の田舎で同じような場所を作り自分もこうなりたい!」と願うようになった。
それから、月日は流れて。
地元に帰り、結婚し子供をもうけた。
順番があやふやな、気もするが自分の中では順番通りに進めてこれたと思っている。
さて、これから田舎移住を、検討している人の参考になればと思い。
準備して行く中で、どんどんやる事や調べる事が多くなってきてた事を記録しておきたい。
家探し
現在、僕らが田舎の家を探すにはインターネットを活用して
それぞれの市が運営している「空き家バンク」を活用して探す方法と
地道に「不動産会社に直接聞きに行くこと」の二つだろう。
空き家バンク
2010年ごろ。
僕がまだ兵庫県姫路市に住んでいた時に「空き家バンク」という言葉は知っていた。
2018年になった今年の5月初めて京都の南丹市と亀岡市の空き家バンクに登録した。
実際利用するとなると、ホームページから利用者登録書を市役所に送ることから始めた。
許可が下りたのは2日〜数日中だった。
許可が降り、電話やメールで市の職員(移住促進課)と話をして行く流れだ。
南丹市は申し込んで2日後に電話が来てすぐ希望に合いそうな物件があると連絡が来た。
亀岡市は申し込み後しばらく経って許可書が送られてきた。
亀岡市の方は、職員の方とメールでやり取りをしていたがこちらの希望の購入金額もしくは賃貸の金額が合わない物件ばかりで紹介は見送られた。
実際に物件を見る
空き家バンクは人口が減って存続が危うい市のための制度だ。
職員が空き家の持ち主を説得し提供しているサービスなので、不動産会社の持っている情報より薄いのは仕方ない。
登録されている物件も少ない。
それに、田舎だからといって、安い物件ばかりかと言うとそうではない。
もちろん、安い物件はすぐ決まる。
移住したいと思っている人の数の方が年々多くなっているからだ。(職員に直接聞いた。)
移住者の心構えとして、新築を購入するより時よりも、空き家バンクの物件は難しい慎重にならなければならない。
なぜなら、明らかに不便な場所にあり、耐震強度などもあやふやな建物の中から選ばなければならないからだ!
そんな条件下なのに、なぜ田舎なのかは別の記事に書きたい。(長くなるだろう)
田舎の物件を探すのは時間がかかるということだ。
空き家バンクのメリット
ここで、空き家バンクを利用するメリットを紹介したい。
実際に利用し家を見に行く中で、まず地域性や田舎暮らしの知らなかった事が分かってくる事だ。
大家さんから直接、お話を聞ける事もあり。
家の周辺のことや、風習の事など聞きやすい。
そして、田舎訪問に慣れてくるというメリットがある。
だが、ここでまた調べたい事などが増えるので気が休まることがない。
補助金について色々、知れる
補助金について、市のホームページを自分で調べればわかることなのだが、
移住促進課の方からいろいろな補助金の説明が受けられる。
代表的なものは、
移住促進事業(家の改修費補助)
不動産取得税の減税制度(家を購入後、6月ごろに払う一回きりの税金)
廃棄物処分費補助(買った家に家財が残っていた場合、処分する為の補助金)
移住者企業支援事業(田舎に移住して独立して仕事を始めるときに役立つ補助金)
などがある。
助成金の制度は、地域によって条件が違う。
しっかり、確認することが大事だ!!
空き家バンクで家を買うとは
空き家バンクを使って、物件を探しても結局購入する場合は、不動産会社の仲介が必要になる。(必要書類作成や法的な処理がある為)
もちろん手数料もかかるだろう。(まだ買ってないので分からない、でもあるだろう)
空き家バンクの制度を使って、田舎の家を知り、土地を知り、使える制度を知る。
これが最大のメリットかと思う。
亀岡市には、昔から陶芸家が多く移住しいる。
京都造形大学の授業な一貫で、陶芸家村のようなものを作って促進していた時代があるらしい。
南丹市も、陶芸家や木工作家はいる
南丹市の園部には伝統工芸大学校があるからその影響だろう。
どこにも石彫を生業にしている移住者はいないようだ。
石彫といえば、香川県庵治町と岐阜県関ヶ原だし、仕方がないのかも京都にも銘石と言われる、鞍馬石がある。
今はもう採掘されていないようだ。
いつか、鞍馬石を見つけて彫刻したい。考えるだけでワクワクする。
石の硬さはどんなだろう、割肌はどんな結晶なんだろう、磨いた後の石の表面はどんなに綺麗なんだろうと想像してしまう。
この話は長くなるので別の記事に書きたい。
不動産会社に直接聞きに行く
いきなり、不動産会社の物件を聞きに行くのまいいかもしれないが、大抵の人は不動産慣れしていないものだと思う。
なので、初めは空き家バンクで田舎に慣れ、大家さんとの交渉を楽しんでからでもいいかもしれない。
不動産会社のホームページから目星を付ける
まず、住みたい地域の不動産会社に直接行っても良いだろうが
インターネットを使って大体の目星を付けてから見に行った方が良い。
もちろん、不動産会社は商売なので少しでも高い物件を進めてくるだろうが、希望価格や家賃をお店に伝えておけば結構合わせて探してくれる。
あとは、一回で済ますのではなく時期をずらして何回か来店する事で、その時期に入ってきた新しい中古の物件をいち早く確認できる。
「この人は本気で探しているのだな!」と認識してもらえれば、すすめてくる物件も変わってくる。
結局、信用されればいい物件を教えてくれるものだ。
購入する場合
購入する場合は、普通の不動産売買とあまり変わらないと思う。(まだ買っていないのでわからない)
この記事が詳しいので参考にするといい。
ただ、買う前に家の診断(耐震強度のチェック)をした方がいいだろう。
知り合いにリフォーム会社がいれば言うまでもなく頼むといい。
いなければ先に相談しておくべきだろう。
田舎の家ウィ改装するのに必ずお世話になるので
リフォーム会社との連携は結構大事だったりする。
家の買い時
家の買い時は、不動産価格の変動による。
2018年は、2020年の東京オリッピックのお陰で不動産価格は上がってきている。
オリンピックが終わった次の年不動産価格が下がると統計で出ている。
今から家を買うのなら、そのタイミングを目指した方が良いのだろう。
それから2022年の生産緑地制度が終了する為、生産緑地が宅地に変わるので価格が安くなると言われている。
このタイミングでの購入も頭に入れておきたい。
こちらの記事にわかりやすく載っているので載せておく。
田舎移住後の生活費は?
嫁と相談していても田舎に行った時のお金の動きが見えない!分からないということになり。
その辺も調べる必要があった。
ここは移住した後追記する!
わかりやすい記事があったので参考にしてもらいたい。
まとめ
今回のこの記事では、田舎移住のための準備について初歩的なことを書いた。
空き家バンクを使う
住みたい地域の不動産会社に直接聞く
移住後の生活費を考えておく
買うタイミングを見ぬ抜くための知識をつけること
具体的なお金のことは、書かなかったが実際に移住するとなると家の購入費や引越し費用、不動産取得税や当面の生活費などかかる費用が山のようにあるのは確かだ。
その総額を見てもなお、田舎移住する理由があるのだ。
お金を貯めてから移住するのか、借入をして移住するのかなどもよくよく考えて、不動産の価格の変動もよく見る必要がある。
だが、そんなことばかり言っていてはいつ実現するかもわからない。
時と場合によるが、勢いを持って実行したいところだ。
![タカユキ](https://takayuki-art.com/wp/wp-content/uploads/2018/08/顔写真.jpg)
僕は何とかして、実現するぞ!まだまだ始まったばかりだ!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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