自分の名字が変わる時、どんな時でしょう・・・。
女性の方は、結婚した時
男性でも、婿養子なら名字は変わりますね。
それから、祖父母と養子縁組をした時
他にも、名字が変わる出来事があるかも知れませんがこんなところでしょうか。
僕も名字が一度変わっています。
平成26年に祖父との養子縁組によって、このブログで名乗っているウキツから変わっています。
なぜ名字を変えたのか
理由は3つあります。
1つ目は、祖父の意思だったから。
祖父母には、二人の娘がいますが(妹の方が僕の母)両方ともに嫁に出てしまい、祖父の名字を継ぐ人がいなくなってしまうため。
昔から「僕か弟のどちらかが、名字を継いでくれたら嬉しいな」と言っていたから。
2つ目は、自分の意思でもあったから。
祖父母には、子供の頃からお世話になっていたため自然と名字を継ごうかと思うようになっていたこと。
3つ目は、子供のためでもあったから。
浮津(ウキツ)という名字は、関西では聞きなれず役所の人でも「ウツ」さん?だとか「フツ」さん?だとか呼ばれてしまうことに僕がうんざりしていた。
日常的に名乗るには祖父の名字が、覚えやすく呼びやすいと思ったからです。
自分の子供が成長して、僕と同じ思いをしなくていいようにという気持ちもありました。
名字が変わって何か変わったか
特に私生活での変化はあまりないように思います。
身分証明書(運転免許証、健康保険証)や銀行口座名義、クレジットカード名変更などの作業が面倒でした。
あとは、作家活動をしているので、どっちの名前で続けるか悩んだくらいです。(活動は浮津崇之で続けています)
今は旧姓をあだ名のように思って使っています。
名字の変え方
意外と簡単でした。
結婚するときもそうでしたが、書類一枚程度の提出で受理されます。
簡単に内容を書いておくと、祖父母との養子縁組(普通養子縁組と特別養子縁組の2種類がある)をお互いに同意して、書類にサインをして自分の戸籍のある役所に提出するだけでした。
具体的には
1,養子縁組届
2.本籍地以外の市区町村に届出る場合は、戸籍謄本
3.養子が孫以外の未成年者である等一定の場合は、家庭裁判所が発行する、養子縁組許可審判書・養親と養子の*印鑑
役所の窓口で「祖父との養子縁組がしたいのですが、どうすれば良いですか?」と尋ねると、丁寧な説明と書類をもらいました。
説明の通りに、祖父母と自分のサインを書いて後日提出で完了しました。
現代の名字の考え方
現代では、夫婦別姓など自分がどの名字を名乗るか選択の自由が保証され始めています。
選択的夫婦別氏制度(名字のことを法律では氏と呼ぶ)
現在の法律では、結婚すると男性又は女性の一方が必ず氏を改めなければなりません。
広く一般的に、男性の氏を選び女性が氏を改める例が圧倒的多数です。
ですが、社会で活躍する女性が多くなったため、改氏のために社会的に仕事がやりにくくなることを背景に選択的夫婦別氏制度の導入を求める意見があります。
選択的夫婦別氏制度は結婚後も夫婦がそれぞれ結婚前の氏を称することを認める制度です。
今まで、当たり前だったことが変わりやすい時代です。
名字はいつから始まったのか
名字は古くから、中国から伝わったものらしく庶民は氏を名乗れなかったのです。
氏を名乗れるものは、くらいの高い者のみ。
一般庶民は自由に名字を持てたのは明治に入ってから、それまでは何かと江戸幕府や偉い人に認められなければ持てなかったようです。
こちらの記事に詳しく載っていたのでリンク貼っておきます。
家樹株式会社 https://ka-ju.co.jp/column/myoji
ざっくりとまとめ
今回のまとめとして、現代でもし名字のことで悩んでいる人がいたとしたら・・・
あまり深く、考えず
変わることの抵抗があれば、変えない方法もあり、変えたい人もその手段はいくつかある!
ということ、
実際、変わってみた感想としては
旧姓の方がしっくりくるけど、祖父の名字も好きなので、どっちでもいいな
と思っています。
自分の名字名前は生まれてきてから決まっています。
場合によっては、自分で選択できることもあるのですよ。
現在は、家系図を作りたいなと思っています。
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