丹波篠山!兵庫陶芸美術館へ行ってきた

展覧会レビュー

兵庫陶芸美術館という所に行って来ました!

山に囲まれた、自然豊かな場所!

周辺には、陶芸の窯元も多く工房を構えている場所でした!!

丹波篠山にて、通りすがりの山の中に見つけた兵庫陶芸美術館!

なかなか良かったので書いておきます。

姫路からの帰り道、丹波篠山市に寄り道して行きます。

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兵庫陶芸美術館へのアクセス

美術館へのアクセスは、車で行く他ないと思います。

なんせ、山奥にあるので・・・。

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兵庫陶芸美術館

山の中腹に建物、3棟くらい立っていました。

蔵のような作りの建物が、陶芸美術館です。

入場チケット購入場所は、とても広い!

空気が澄んでいる。

5月初旬でも少し肌寒い感じです。

小さな滝を眺める、息子。

涼しくて気持ちの良いエントランス!!

観覧料

観覧料
一般1000円
大学生800円
高校生以下無料

料金は・・・そんなに高くはない・・・と、思います。

一度、建物の中に入り、廊下を通って行きます。

庭を眺めながら、歩いて行けるように作られており良い感じでした。

美術館は、建物自体も凝った建築であったりするので

う言う部分を見て行くのも、僕の楽しみの一つです。

神戸の市立美術館などは、安藤忠雄の設計だったりしますしね!!

先日、行った滋賀県の佐川美術館も良かったですね。

展示会場

こちらが、おそらく本館!!

メインの展示会場です。

その前の、庭に・・・・

石のような作品が!!

これも、陶器です。

庭の脇道を行くまでにも、小さな作品たちが設置されていました。

多分、夜になると中が光ってライトの役割があるのでしょう。

こちらは、練習棟となっておりました。

今回行った所、玄関の小ホールにてペン画の細密画家の作品が展示されていました。

瀬戸ノベルティの魅力

実は戦後に、瀬戸の周辺でアメリカに輸出する為

クオリティー(完成度)の高いノベルティを作っていたらしく!!

この展示は、その時代に作られた作品を各地から集め、一気に見せてくれると言うものでした。

所蔵されている、美術館の違いによって写真撮影KOのものとNGとありました。

ここでは、気になったものだけ載せておきます。

何か見つけた息子・・・

2階の展示

美術館は、2階から地下1階の3階層の展示会場です。

まずは2階から!!

決まった形の、量産型です。

金魚など、シンプルな形になっています。

基本的に、ノベルティは基本の型を原型師が作り、石膏型を取り、液状の粘土を型に流して作ります。鋳造と作りは変わらない感じです。

少し、怖い感じの人形です・・・。

今も昔も、人はこう行った人形が必要なのでしょうか。

色違いのもの、それにしても細かい・・・

塗り方の違いで、服の柄を変えていますね!!

これも、大小と形はほぼ同じだと思いますが面白いです。

ミュシャの絵から出てきたような、三人の美女ノベルティ

細かい・・・。昔の人。すごい!

むむ・・・!

このレース部分はどうやって作っているのだろうか!!?

(地下の展示場所に、レースの作り方が展示してありました。答え合わせの様)

なんだか、楳図かずおの漫画に一コマにありそうなやつですな〜。

チキンジョージが出てくる「14歳」で雨の中少年が・・・

裏側はこんなんでした。

1階の展示

この回では、動物や花、花瓶が展示されていました。

リアルなワシ、まだこれぐらいなら驚きませんよ。

キリン

動物たち

動物たち

むむ!!

最近別の展覧会で『超絶技巧展』と言うものを見ましたが、同じ様なものがありました。

いつの時代にも、違う素材でも継承して行くのでしょう。

初めのワシもそう。

小さい日用品

ここら辺は、花瓶です。

特に、この女性の花瓶は病気で入院した人に渡したプレゼントだそうです。

造花を生けて、退院したらそのまま捨てるものだそう。

この女性の裏は頭が、ぱっくり問われていました・・・!

結構、面白かった!

アメリカのアニメーションに出てくる猫っぽい?

そんな、こんなで1階は終了!!

休憩所には、壁掛けの抽象的な作品がありました。

関西中心に活動している、「具体」(抽象的芸術活動団体)の誰かの作品を思わせる形です。

地下1階の展示

地下の展示は、本文ほどが工程の説明がメインでした。

奥には、大型の展示もありましたが、撮影禁止!!

残念・・・・。

レース人形の作り方

レースの部分は、レース生地を直接泥に浸してつけていたんですね〜。

きっと陶器でもうまく割れない様に、焼く時にも最新の温度管理がいるのでしょう。

そして、出来上がるのが

こい言う作品!

細かいな〜。

工程について

石膏型、これを組み合わせて

穴から陶器用の液状の粘土を流し込み形を取る。

量産で出来る

形をとったパーツを組み合わせて

一つの形にして、焼くというわけですね!

地下の展示は、半分ほど工程の説明や歴史の説明でした。

以上、兵庫陶芸美術館の「瀬戸ノベルティの魅力」でした。

まとめ

地下1階から2階までの3フロアーの展示、なかなか見応えがありました。

ノベルティって結構、現代でもあるフィギアに通じている様の感じがしますね。

原型師の仕事があり、出来た原型を石膏で型取り

型取りできた本体に釉薬で色つけし、焼いて完成。

ブロンズ彫刻もフィギアも作り方は、ほぼほぼ同じ。

直彫り彫刻はまた、少し違う種類ですが・・・!

結局のところ

「人の手で作る形に価値があるんだ」と。

そんなそんなことを思わしてくれる展示でした。

丹波篠山、通りすがりの山の中に見つけた兵庫陶芸美術館!

なかなか、おすすめですよ。

展覧会レビュー
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ウキツタカユキ

芸術の展覧会レビュー、芸術活動に関する人、好きな事コツコツと続ける方法を考える記事を書きます。

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