先日、琵琶湖ビエンナーレを見にって来たので、写真でレポートしたいと思います。
琵琶湖ビエンナーレは写真撮影オッケー。
記憶の限り、展示会場とその場所で展示していた作家名と写真を載せます。
作家名と写真はバラバラです。
全ての作品を観れたわけではないので、僕が個人的に気になった作品を載せています。
滋賀県近江八幡駅
近江八幡駅から徒歩で会場へ、45分ほどかかります。
琵琶湖ビエンナーレ入り口
ビエンナーレの会場入口っぽい所は、おそらくこの辺りです。
ここら辺から、ビエンナーレののぼりが立っていてそれを目指して歩きまわります。
尾賀商店(総合案内所)
作家:河合晋平
旧尾賀邸
作家:野田幸江、山田浩之
旧扇吉もろみ倉
作家:伊島薫、田中誠人
まちや倶楽部
作家:あわ屋、石川雷太、市川平、伊藤幸久、海野厚敬、枝史織、榎忠、遠藤研二、大内洋子x大内美樹、パンチョ・キリシ、楊鼎献、エメリック・シャンティエ、田尾圭一郎、田中真聡、シルビー・ツビアナ、辻村耕司、ドロウリヴィエール、西村正徳、菱田真史、東影智裕、ヒグラシユウイチ、アンドレア・ペドロノ、ガブリエラ・モラウェッツ、アントニオ・レアーノ+大野宏+永井拓生、度會保浩
カネ吉別邸
作家:池原悠太、市川平、ライアン・ヴィラマエル、うらゆかり、園三、オージック、給田麻那美、熊瀬紀子、小曽川瑠那、田中悠、田辺由子、友田多恵子+吉光清隆、藤居典子、藤原昌樹、松本悠以
寺本邸
作家:井上剛、サークルサイド、塩見篤志、田中哲也、ランダルフ・ディラ、ソニア・ドス・サントス、西村麻美、ロバート・ハイス、長谷川早由、林イグネル小百合、南野馨、明主航、山田正好
喜多七衛門邸
作家:ルードヴィカ・アンザルディ+エプシラブサンド、海野厚敬、江頭誠、マチュー・キリシ、佐藤綾、田辺磨由子、オリヴァア・ダボヴェル、ローレン・フォート+エイコン・ヒビノ
一番記憶に残った作品はアンドレア・ペドロノ『9月の部屋』だった!
ビエンナーレ(二年に一度)やトリエンナーレ(三年に一度)は各地で開催されています。
どこの会場も、作品数と情報量が多くゆっくりと見れませんね。
でも、その中でもぐっと印象に残る作品はあるものなんです。
今回の琵琶湖ビエンナーレで一番面白く記憶に残ったものは、アンドレア・ペドロノさんの「9月の部屋」という作品でした。
作品は全て手で触っても良い、そのかわり元の位置に戻すこと。
という、注意書が題名の下に書かれていて自由度が高かったこと。
小部屋一つが作品で、どこからどこまで配置をしたのか分からない。
部屋には、机が二つあり、日本語で書かれた日記がテーブルの上に置かれていていました。
読んでいくにつれて幻想的な雰囲気が部屋に出来てます。
その周辺には、貝殻、骨格標本、とにかく古いノスタルジーな空間になっています。
二つめの机は、窓際でカーテンが少し揺らめいていたり、ラジカセのボタンを押すと少し悲しげな曲がかかります。
何の曲か確認するのにカセットを取り出したら、A面「九月」B面「10月」と書かれていた。
とにかく、どこまで作家の手が入っているのから分からない作品なんですよ。
そして、部屋のものを物色すると詩的な文章や物が置かれていてとても想像力をかきたてられたのです!
たぶん、一番時間を使って楽しみながら鑑賞していたと思います。
まとめが長くてすいません。
今回のまとめ
ビエンナーレなど大きい展覧会は体感型が多くとても多く刺激になる事。
街には経済効果がある事。
鑑賞者は記憶に残る作品、作者を探すきっかけになる事。
これからも、心に残る作品を作る作家との出会いを(直接会うわけではない)探してゆきたいものですね。
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